こおりやま 緑の街角 Ⅱ

たんぽぽが、郡山の都市整備について考え、妄想するブログ

「第2回 旧豊田貯水池利活用懇談会」 について考察してみた

第1回の会合から7ヶ月後の2020年1月に、第2回旧豊田貯水池利活用懇談会が開催されました。

この回では、前年10月に台風19号がもたらした郡山での大水害が各委員の発言に大きな影響を与えたようです。

【主な意見等】
⚪︎「この度の水害の経験から、この跡地利用には違った意味を盛り込めるのではないか。」
 
という発言が最初に掲載されています。
そして、その後に「雨水」や「貯水」に関連した意見が続きます。
 
市民の人命や財産に関わることなので洪水対策は非常に重要なテーマだということは理解できます。
ですが、洪水や気候変動対策が豊田貯水池利活用のメインテーマになるとは思えません。
 
と申しますのも、あの水害は、阿武隈川とその支流河川の許容量を越えた雨量の多さが一番の原因ですから、貯水池跡でどうにか出来る問題ではありません。
 
従いまして、水害はもっと大きな議論の場で徹底的に対策を練っていただくことがとても重要なのです(ご出席の委員が立場上そういうことを抜きに発言するのは難しいということは承知していますが)。

それでは、第2回懇談会での、その後の発言をキーワードとフレーズで抜き出してみます。
「浄化機能を持つ水辺エリア」「知水」「世代間交流」「未来を見据えて」「定期的にここに通う仕掛け」「10年後」「柔軟な空間構成」「今の世代で使い方を決めつけるような形にはしたくない」「水を貯められる場所」「非常時と平常時」「木を多めに植えて日陰を作る」
 
合計15の意見が掲載されています。
委員が10人ですから(出席者数は記されていません)、資料を見た限りでは少々不活発な会議という印象を受けました。

 
 
“たんぽぽ案”につきましては、もうしばらくお待ちください。
少しは明確な方向性と異なった選択肢を提案できると思います。
ご評価いただけるレベルの妄想かどうかは別問題ですが。笑
 
参考 旧ブログでの妄想 2010.9.7 2017.3.15