こおりやま 緑の街角 Ⅱ

たんぽぽが、郡山の都市整備について考え、妄想するブログ

郡山ってどんな街?

 

「郡山ってどんな街?」
「郡山の名所はどこですか?」
県外から来られた方にこのように質問されたら皆さんはどうお答えになるでしょうか?

郡山駅2Fから 2009年10月撮影

多くの郡山市民にとって、これはなかなか難しい問いかけかもしれませんね。
旧城下町のように誰もが「これぞ〇〇だ」と言えるような名所旧跡がある訳でもありませんからね。
だとすると、郡山市民はこの手の問いに永遠に悩まされ続けることになりそうですが、解決策はないのでしょうか?

フロンティア通り入り口 2009年11月撮影

簡単に思いつく一つの案は、世界中どこにもないような立派な建造物や公園をつくることですが、勿論そんなものに予算を割けるほど郡山市の財政は豊かではありません。
なので、この問題は長期的な目標を立ててコツコツと取り組むしかなさそうです。

昭和通り沿いにある広場 2009年10月撮影

では、具体的に「何を目標とするか?」ですが、
ぼくは「オープンで美しい都市空間をつくる」ということを提案したいと思います。
名所旧跡のように特定の場所をつくるのではなく(造れるのであればどんどん造っていただきたい)、街中にある公共施設の空間を開かれた美しい場所に整備していこうというものです。
堂々と自慢できるものがなくても、市民の多くが密かに「郡山って美しい街でしょう?」と誇りを持てるようになればよいのです。
郡山の未来を担う若者に「郡山ってなんかいいよね!」と言われるようになったらほぼ目標達成と言ってよいでしょう。

市役所前 2023年11月撮影

ただ、こういうスローガン的なものは市長が変わるたびに新しい看板に差し替えられてしまうのが常なので、市に提案したところで成果はあまり期待できないでしょう。
ですから、これは実現することのない一市民の妄想として取り組むしかないわけです。笑

西口交差点 2009年11月撮影

これから、タイムリーな問題を提起しつつ「身近にある美しい郡山」の再発見にも努めてまいりたいと思います。
皆さんにも妄想におつきあいいただけたら幸いです。