こおりやま 緑の街角 Ⅱ

たんぽぽが、郡山の都市整備について考え、妄想するブログ

郡山のど真ん中にある広大な空き地を歩いてみた

 

今日の郡山は、朝から快晴で、とても気持ちの良い小春日和となりました。
なので、今月初めに一般開放された旧豊田貯水池を見てきました。

佐藤静司作「青い時」という、心和むブロンズ像もありました
ここの面積は、浄水施設があったところを含めると12ヘクタールです。
わかりやすく言い換えると、100メートル四方の正方形が12個分の広さということになります。

この広大な土地にどんな施設がふさわしいか、散歩しながら思いを巡らせてみるのも悪くないと思います。

ウッドチップを敷き詰められた園路を一周すると、ちょっとした運動にもなります。

この貯水池がいつ出来たのか、気になったので調べてみました。

「明治45年(1912)3月末日で、新水道は完成した。…(中略)…。こうして江戸時代から町民の間に不満はあったとしてもなじみ深い皿沼水道、汚染に悩まされた多田野水道はここで終わりを告げることになり、代わって、『鉄管水道』といわれる近代的上水道が町民の前に出現した。」
 
と、郡山市史に記述されています。
ですから、111年の歴史があるということになります。
廃止されてからすでに10年ですが、利用方法がなかなか決まりません。

先人が残してくれた街中にある大いなる遺産ですから、100年後の郡山市民が誇れるようなプランづくりに叡智を結集して欲しいものです。
 
ここの土地利用については、2024年明けに妄想してみたいと思います。

私たち郡山市民が長年お世話になったこの施設跡を、一度訪れてみてはいかがでしょうか。